-
過去の子育て応援コラムはこちらから→|2008|2009|
●「おとなになる」(2010年3月1日)一雨ごとに春らしく・・・なんて暢気なこと、言ってられないくらい早く、暖かくなっていきますが、どこかでまた、冬に逆戻りのないように願う日々です。
早いもので、もう2月が「逃げよう」としていますね。
学生たちが巣立っていく季節となりました。
今日も、「盆踊りが済んだら打ち上げね」という約束をやっと果すことができました。大学近隣の子会ども会の盆踊りを「羞恥心」で盛り上げてくれた学生8人とランチの約束をしたまま、半年も過ぎてしまいました。
食事を済ませ大学へ戻る私にサプライズ! 全員がメッセージを書いたおしゃれな色紙を、プレゼントしてくれたのです。
真ん中にはさっきレストランの前で撮った写真が貼ってあります。何時の間に書いたのでしょう、ハート型のなかに、先生大好きが連発されていました。
カフェで過ごす間、なんか皆が「トイレ」と消えては戻ってくるのです。「なんてよくトイレに行く人たち」と思っていたのですが、その間にどこかでメッセージを書いていたんですね。泣かせてくれます。
「きびしいことも言われましたが、みんな私たちの為だって今では分かります」なんて書いてあって、思わず苦笑。
うるさいおばさんって思われているのでしょうね。今日も食事の間中、「うまい」を「おいしい」に、言い直させ続けたのでした(笑)。
若い人たちは必ず成長していきます。手間ひまがかかるのは当たり前ですね。
丁寧にかかわり、根気よく語り合って行けば、必ずいい方向に育っていくように思います。(広島文化学園短期大学 田頭伸子)
●「チッチャイ チッチャイママさん」(2010年2月22日)院内助産もレピータとして二人目・三人目の出産の方が来てくださるようになりました。
とても有り難いことと思っています。
また、以前関わっていることから、上のお子さんの成長が見られるのも楽しいものです。
三人目の妊娠の方は、二人目を院内助産された方でもあり、その時出会った長女(現在4歳)と院内助産で誕生した長男(そろそろ2歳)と三人で通院してくださっています。長女さんは、以前来院の時は、とてもシャイでうつむき加減の静かな女の子でした。
でも、今回久しぶりに会ってその子の成長ぶりに目を見張るものがありました。
第二子(長男)との関わりや、おなかの赤ちゃんへの関わりを含め、言動や行動がとてもしっかりしていて、その成長の早さ素晴らしさにびっくりするほどでした。勿論、子供の成長としては普通のことかもしれませんが、そんな成長を目の当たりにすることは、助産師としては嬉しくもあり、楽しいものでもあり、子供から学ぶ機会でもあります。
熊谷を覚えてくれていたことも、最高に嬉しいことでした。
女の子も幼稚園児となり、すっかりお姉ちゃんになり、弟の面倒もよく見て、お姉ちゃんらしく、第二子の長男もお姉ちゃんについて動き回り、お姉ちゃんが大好きな様子。お母さんは、「つわり」もまだあるときで少し辛いときですが、少し遠目で見守り、その分、しっかりお姉ちゃんが代役をし、チッチャイ、チッチャイママさんのようでした。
人と人の中で、子供や大人と、いろんな出会いの中で子供たちも育っていきます。
よりよい社会環境の中で、いい出会いをしながら思いやりある大人へと道を歩んで欲しいと思うこの頃です。
こうして、妊娠・出産・産褥・育児を通しての出会いは私にとっては格別な思いがあり、私の一つ一つの積み重ねの宝となっています。そのためにも、今後も心して出産援助に向き合い、年を重ねたいと思っています。
お互い素敵な出会いを大切に自分育てをしたいものですね。
助産師 熊谷(くまさん)
●「子育てをつぶやく」(2010年2月10日)子育てをしていると思い通りにならないことへの愚痴や不満がたくさん出てきますが、それ以上、いえ、その何倍もの喜びや楽しさもあります。
そんな子育て中の愚痴や喜びを誰かと共有したいときに便利なのがTwitter(ツイッター)。
日本では昨年あたりから使っている人が増え、
雑誌にも取り上げられるようになったので、ご存知の方も多いでしょう。
マイクロブログと呼ばれる無料のサービスで、
一回の投稿は140文字以内なので、とても手軽に更新できます。
たとえば
「洗濯おわり!」だとか
「子どもはお昼寝タイム。ささやかな私の時間。」とか
「オムツ替え完了!満点育児パパだ。」のようにつぶやくだけでもよし。
フォローというシステム(リンク)で、自分の思いを子育てしている人たちと共有することもできます。なんだかツイッターの宣伝マンのようになりましたが(笑)
ぜひ息抜きツールとして試してみてください。
もちろん、これまでのブログや掲示板と同様、
特定の人を中傷するような発言は厳禁です。
ツイッター
http://twitter.com/上空弘育
●「年賀状」(2010年1月25日)新しい年をどのようにお迎えになりましたか?
今年も、みなさまに幸多き年であるよう願いながら、またコラムスタートさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
さて、今年も年賀状を沢山いただきました。
自宅出産や院内助産で出産に寄り添わせていただいた方や、おっぱいケアで関わらせていただいた方など、助産師としての出会いからいただいた年賀状は、とても嬉しいものであり、有り難いことと感謝しております。
年賀状には、お子さんの成長の写真が載せられているものが多くあり、それぞれの家族の幸せが垣間見られ楽しみの一つでもあります。
その中に、今年改めて心惹かれた一枚の年賀写真がありました。
それは超未熟児で生まれ7歳に成長されたお子さんの晴れ着姿でした。その写真からは沢山の思いが伝わってきました。
出産後母乳ケアで訪問させていただき、当然お子さんはまだ入院されている状況の中での出会いでした。私は出産後少し経過された後からお手伝いさせていただきました。
乳汁分泌は十分とはいきませんでしたが、お母さんは3時間毎に、少しでも母乳をあげたいと搾乳し母乳パックにして届けておられました。本当に一滴一滴を大切にし、最後の一滴までパックに取り、量は少なくてもお母さんの愛情いっぱいの母乳でした。
乳房ケアの限界もお伝えしましたが、それでも「来てください」と言ってくださり、お子さんの退院後も、しばらく訪問させていただきました。そして、いろんな不安を抱えながらも、一生懸命なご両親のお子さんへの愛情に触れさせていただきました。そんな状況が甦り、今年のお年賀の成長の姿を見たときは、ご家族の幸せはもちろんのこと、お子さんの生命力とともに成長の逞しさ・可愛さ・ご両親の優しさなどいろんな思いが一枚の写真から伝わり、なんとも嬉しく涙してしまいました。
一年に一回の小さな葉書の中に、とても盛りだくさんな気持ちの伝わりと、一人の女の子のエネルギーを感じ、年の初めに改めて頑張らなくてはと励みにもなりました。
日本ならではの年賀状。良いものですね。
今年も健康に留意して、いい出会いの中で、自分らしく頑張っていきたいと思います。
助産師 熊谷則子
●「介護と子育ては似ている?」(2010年1月5日)あっという間に2010年の幕があがりました。
「09年」は2009年とすぐに分かったのに、「10年」と略すと、2010年とは到底分からないのが不思議です(笑)。
私の2010年は「介護」で始まりました。
昨年の秋、90歳を少し越えた父が転んで肩を骨折しました。
手術、入院、リハビリ、介護度の認定と続き、まさに「要介護」の生活となりました。
忙しさにかまけて、めったに里帰りもしなかった私もさすがに暢気に過ごしているわけにはいかなくなりました。
時間を作っては、広島から150㌔離れた実家に帰り、母の手助けをする生活となったわけです。
病院で父に付き添っていた時、「まあ、遠い所からわざわざ帰って来て、よくお世話なさいますね」と誉められることが、何度かありました。
ちょっとこそばゆいような、でもわるくない、この感覚。
うーん、これは以前に経験したことがあるぞ。
それは、子育ての時の経験です。
この2つはどこか似ていることに気づきました。
非常勤講師をしながらばたばたあがいている私の子育てを、多くの人は「よくやっているね」と誉めてくれました。
子育てをしているという状況は同じなのに、仕事を少し持っているというだけで、誉められるのです。ちょっと得した気分です。
子育て中のお母さんも「よくやってるね」の一言に、心がふっと和らぎ、「明日もがんばるぞ」と元気が沸くのではないでしょうか。
「子育て」も「介護」も一期一会。そんな所も似ているのかもしれません。
今年も、よろしく!(広島文化学園短期大学 田頭伸子)
●「やさしい兄」(2010年1月5日)兄(長男)5歳8ヶ月。妹(長女)2歳7ヶ月。兄妹げんかは日常茶飯事です。
ウチでは妹のほうが強く、ほとんどの場合、
兄が「●●(妹の名)がおもちゃを返してくれ~ん」などと
文句を言っています。妻も私も1月4日は仕事始めだったので、保育園が休みである子どもたちをおばあちゃんのところ(山口)で預かってもらうことにしました。
朝、広島に帰るのは雪や帰省渋滞で帰れなくなることも考えられたので前の晩、子どもたちが寝た後に帰りました。お母さんがいるときにはいつもべったりな妹は、
朝起きたときにお母さんがいないことを知ると大泣きするだろうと予想していました。
小さな兄も妹がそうなるだろうと思っていたようで、
妹が朝起きる前に好きな人形を枕元へ置こうとしたり、
起きたときに「お兄ちゃんがいるから大丈夫」と言い聞かせたりしたようです。そんな想いが通じたのでしょう。
妹はお母さんがいないことで泣くこともなくご機嫌に一日を過ごしたそうです。実は兄も寂しくて前の晩に泣いていたのです。
それでもやさしい兄はしっかりと妹を守ってくれました。
兄妹っていいものですね。上空弘育









